新しい会社の“これから”を伝えるビジュアルの力
株式会社メディネット
取締役 管理本部長
宮本 宗 様
免疫細胞治療の総合支援サービスを提供する株式会社メディネット様は、これまで医療機関と協働し新たな治療法を患者さんに届けることに貢献。
最先端医療の可能性を切り開いてきました。2014年の法改正により、従来の医療機関限定のサービスから、一気に顧客ターゲットも拡大。
“新しいメディネット”を発信していく必要が生じたといいます。
企業ブランドを構築するためにビジュアルを重視する同社がパートナーとして選んだのがアマナ。
ご担当者にインフォトサービスご利用の背景や感想などをお聞きしました。
2016.03.04
クオリティの高いビジュアルで表現
山中教授がノーベル賞を受賞し、再生・細胞医療が脚光を浴びることになりました。
政府も注力するようになり、併せて法律も改正。これまでは医療機関の中でしか対応できなかった細胞加工について、当社のような民間企業が受託して行うことが可能となりました。
これまでは医療機関のお手伝いとして細胞加工、品質保証、施設の設計や運営管理と言った業務を請け負っていた弊社ですが、ターゲットも拡大し、これまでの医療機関に加え、研究機関や製薬会社、バイオ企業などにも拡大。
ビジネスモデルがこの法改正により一気に変わることとなったため、様々な業界に対して、新しい“メディネット”を見せていく必要がありました。
品川にある弊社の細胞培養加工施設が完成した際に、パンフレットに使用する写真の撮影をアマナさんに依頼。
写真のクオリティに関しては絶対的な信頼を寄せていたので、今回のリブランディングの際にも、アマナさんがお持ちになられている“ビジュアルの力”をお借りできないかとお声掛けさせていただき、新たなパンフレット制作のご提案をいただきました。
やはり企業ブランドは、いくら言葉を尽くして説明してもなかなか伝わりきれない部分があります。
特に弊社のように、まだまだ認知されていない再生・細胞医療関連ビジネスであればなおさらのこと。
クオリティの高いビジュアルを通じて、メディネットがいかに変わったのかということをお見せすることができればと考えました。
VIPの写真撮影にインフォトを活用
パンフレットは非常に満足な出来だったのですが、製作段階で別途、WEBサイトに使用する役員の撮影が必要になってきました。企業ブランドを構築する上で重要な要素のひとつに“役員の顔”というものがあります。これは会社法の改正に伴い、ガバナンス・コードが策定され、内部統制など、企業の取り組みを見せていかねばならないという流れの中で生じたものですが、投資家を含むあらゆるステークホルダーにとって、メディネットはどのような企業なのか?どのようなガバナンス体制で経営を進めているのか?この企業にお仕事を任せることができるのか?といった企業価値を判断するひとつの材料になっています。
ネガティブなイメージの写真を掲出していれば容易に企業ブランドが下がってしまいますし、逆にクオリティの高い写真を使うとなると、それに応じて撮影費用も高価なものになってしまう。そんな悩みを抱えている状況で、アマナのご担当さんから「インフォト」というサービスをご提案いただきました。クオリティの高いアマナさんの出張撮影サービスなので、お値段も高いものかと覚悟していたら、思った以上にリーズナブルで驚き、すぐにお願いすることにしたのです。
丁寧な事前ヒアリングを元に、撮影内容、撮影対象に適したカメラマンを選定して派遣してくださるという点に、他のサービスとの違いを感じました。
当日の撮影段取りもスムーズに進行。当社には社外取締役、社外監査役を含め、10名の役員がいます。これだけの人数の多忙な方々を調整して一日で撮影するのですから、少しでも手際が悪いと不満の声もあがる可能性がありました。また、撮影慣れしていない方が多いので、自然な笑顔の写真が撮れるのだろうかという心配もありました。ところが当日は、そんな不安など微塵も感じさせないような見事な対応をいただきました。自然に笑顔を引き出していただいたり、簡潔な言葉で美しい立ち姿になるコツをご指示いただいたり。
納品頂いた写真のクオリティに満足したのはもちろんのこと、どなたに聞いても「当日の進行がスムーズで満足した」という言葉をいただき、ほっとしました。撮影した写真を社用だけではなく、プライベートでも使用したいというお申し入れも相次ぎ、みなさんにとって本当にお気に入りの一枚になったのだという点にもプロの力量というものを実感しました。もちろん社員からも好評で、「今までは顔を見たことがなかったので、どういう人かわからなかったが、写真が掲載されたことで親しみがわいた」という声が寄せられています。
ホームページ充実度ランキングで2位に
アマナさんの写真の力もあってか、改修後のHPが、上場会社を対象とした2015年度のホームページ充実度ランキングにおいて、マザーズ部門第2位にランキングされました。
これは新生メディネットを広く世の中に伝えていくうえで、非常に大きな弾みになったと感じています。
当社のビジネスが大きく変わっていく過渡期において、内部環境も外部環境も日々変化している中、会社の姿をタイムリーに表現していくうえで、私たちが必要となるビジュアルもどんどん変わってくると思っています。
これまでも述べてきたように、私たちは企業ブランディングおいて、ビジュアルの力を重視しているため、今後もインフォトをはじめとする、アマナさんの様々なサービスを活用していきたいと思っています。
※2016年取材時の情報です