“写真が語る”ことで、お客様が最後の一歩を踏みだす(前編)
株式会社ベツダイ
マーケティング事業部
取締役 部長(広報・PR)林 哲平 様
課長(広報・PR) 伊藤 潤子 様
“新しい住宅のカタチ”として、業界や各種マスコミから注目を集める新築住宅「ZERO-CUBE」を手掛ける株式会社ベツダイ様。
フランチャイズ展開にて全国に販売網を拡大し、年間2000棟以上もの実績を上げ続けています。
好調要因のひとつとして同社が分析するのが、自社展開するオウンドメディア。
そこに掲載されている、インフォトの“写真のチカラ”があったといいます。
インフォトを活用するに至った経緯や使い勝手について、お二人のキーマンに話を伺いました。
2016.06.30
お施主さまのリアルな日常を伝えたい
弊社がフランチャイズ展開する「ZERO-CUBE」は、Good Design賞受賞の新築住宅。
1000万円台から提供するスタイリッシュでシンプルな立方体の家をベースに、和室、ウッドデッキ、バルコニー、太陽光発電システムなど、多彩な「+FUN」を加えることで、お施主さまが理想とするライフスタイルを実現するものです。
そんな新たな“家づくり”が、30代を中心とする住宅一次取得層の支持を集め、年間2000棟以上の販売実績を記録しています。
弊社は元々、大分県に本社を置いていましたが、「ZERO-CUBE」の全国拡販を視野に入れつつ東京に事務所を新設。
同時に公式ホームページ上で展開するコンテンツの充実を図ろうと立案しました。
消費者にとって、住宅は一生のうちで一番大きく、同時に大きな不安を覚える買い物でもあります。
購入を検討される方々が抱えるであろう不安やストレスを解消するために、できるだけ多くの事例、すなわち実際に「ZERO-CUBE」にお住まいになられているお施主さまの暮らしぶりをリポートしようと考えました。
加盟店さまのおかげで「ZERO-CUBE」は日本各地に建設され、多くの個性的なお施主さまが、それぞれのライフスタイルを実現しています。
全国同レベルのクオリティ、およびプライスで、なおかつお施主さまのリアルな日常をスタイリッシュに表現できるカメラマンが必要となりました。
事前にコンセプトを共有して“画作り”を提案
懇意にしているWEB制作会社から、アマナさんが展開されている「インフォト」のご紹介を受け、早速お問い合わせをさせていただきました。
全国展開、そして写真点数ではなく、時間単位で大変わかりやすい価格体系であることはもちろん、「住宅撮影の経験が豊富な方」といった条件を提示すれば、それに見合ったカメラマンを手配いただけるという利便性の高さにメリットを感じました。
私たちが一から、例えば“東北エリアで住宅が得意なカメラマン”を手配するのは至難の技といえるでしょう。
非常に業務効率が高く、生産性の向上に寄与してくれるサービスだと感じました。
撮影当日は弊社のディレクターと同行していただき、現場で打ち合わせをしながら、“+FUN”や家族のふれあい、ライフスタイルをどのように表現するかを決定していきます。
カメラマンさんからも、光の入れ方や構図など、プロならではのご提案も積極的にいただき大変助かりました。
事前に構成を送っているわけではないのですが、そもそも“画作り”のセンスがあるカメラマンを手配していただいているし、恐らくアマナさんが、カメラマンと事前にコンセプトを共有し、理解を深めていただいているのか、お施主さまの生活と建物の魅力の両方が、リアルにそしてスタイリッシュに表現されていると感じています。
実際に、「インフォト」を活用し始めてから、弊社のコンテンツに対する注目度は高まり、確実にアクセスが上がっています。
“写真が語る”ことで、購入を検討していた方が最後の一歩を踏み込むことができる、そんなコンテンツに仕上がっています。
写真のクオリティを武器に世界展開を目指す
わかりやすくシンプルな価格帯と、イメージがしやすい構成となる「ZERO-CUBE」は、WEBとの親和性が高い商品です。
そのためグローバルな展開も可能だと思っています。
住宅の魅力もさることながら、私自身、日本の写真そのもののレベルも高いと感じており、その“写真のチカラ”がグローバル展開のエンジンになると捉えています。
現在も、少しずつ海外からのお問い合わせが増えてはいますが、いずれは本格的に海外ビジネスを展開する可能性もあるので、アマナさんにはこれまで以上にお力添えをいただきたいところです。
これは弊社に限った話ではありませんが、住宅業界において表現力の高いカメラマンが不足しているという現状があります。
この「インフォト」というサービスが業界内に浸透すれば、住宅会社はもちろん、住宅を購入する消費者にも大きなメリットが生じると確信しています。
※2016年取材時の情報です