日本全国150教室を1ヶ月で撮影
株式会社ヤマハミュージックリテイリング
教室普及部 マネージャー
徳永 義則 様
「ヤマハ音楽教室」や「ヤマハ大人の音楽教室」の運営、楽器販売などを行っている株式会社ヤマハミュージックリテイリング様。全国各地に位置する150か所の教室を1か月で撮影したいとインフォトにお問い合わせいただきました。わずか1か月という短期間で撮影を完了できた上、完成した写真にも大変ご満足いただいております。インフォトを選んだ理由、撮影の進め方、完了までご感想も含めて教室普及部マネージャーの徳永 義則 様にお話をうかがいました。
・ご要望:教室ごとに撮ったバラバラな写真を統一感のあるものにしたい
・決め手:全国150箇所の教室をトーン&マナーを統一しつつ約1ヶ月で撮影できる
・ご感想:各地のカメラマンのレベルが高い。「やっぱりインフォトに頼んでよかった」
2020.02.18
教室の魅力がお客様に伝わる写真がほしい
今はスマホやデジカメで誰でも写真が撮れる時代ですよね。私たち株式会社ヤマハミュージックリテイリングが運営している各音楽教室のホームページも、各会場のスタッフがスマホやデジカメ、ときにはガラケーで撮影した写真をそれぞれの教室の紹介写真に使っていて、見た目がバラバラになってしまっていました。また教室のみが写っている無機質な写真だったので、人を感じるものにしたい。レッスンシーンを入れたい。と、よりレッスンの具体的なイメージを想起させるものにしたいという想いがありました。
レッスンを検討しているお客様が一番最初に目にするWebサイトの写真。今回は意思と想いを持って撮影内容をしっかりと決め、教室の魅力がきちんと伝わる写真に刷新したいという、初めての新規広告戦略のトライアルでした。
インフォトに問い合わせをしたのは今年7月。春の教室募集が始まる12月に掲載が間に合うよう、10月中には撮影を終えたいという希望でした。これまで小規模の教室撮影を外注したことはありましたが、今回のような日本全国に渡る150箇所の撮影は初めてだったので、しっかりと対応してくれる撮影専門の外注先を探しました。そこで、候補にあがったのがインフォトともう一社。両社に問い合わせを行ったところ、インフォトはすぐに打ち合わせの場を設け、見積を出してくれました。
1か月で撮影を完了させた方法とは?
率直に言うと、料金はインフォトの方が高かったです。しかしながら、撮影にあたりテスト撮影をしマニュアルを作成。ディレクターが全国にいるカメラマンと事前に刷り合わせをし、そのマニュアルを基に撮影。日本全国誰が撮影をしても同じものが納品されるよう、トーン&マナーを統一してもらえるというのが一番の決め手でした。懸念していた撮影の基準がぼやけてしまわないかという点が、クリアになりました。
まずは全国8エリアの基幹会場を撮影。そこに当社の地域統括者も立ち会い、撮影時のポイントを覚えてもらう。その後、各教室での撮影に臨めば短期間での撮影を実現できる!と具体的に撮影の流れが見えたこともインフォトを選んだ理由です。
最初にマニュアル作成のため、インフォトディレクター立会いの元、8月に新宿の教室でテスト撮影を行いました。撮影内容をしっかり詰め、決定した後、1日に2箇所の教室の撮影ができるよう、スケジュール調整に奔走。実際の撮影は9月後半からスタートしました。最初は不安でしたが横浜、新潟、仙台と順調に進み、各地のカメラマンのレベルの高さに「やっぱりインフォトに依頼して良かったね」と社内で好評でした。
撮影したのはエントランスや受付、ラウンジ、教室など。教室のスタッフはもちろんのこと、講師や生徒さんも撮影に非常に協力的で、スタッフがすごく身近に感じられる雰囲気や講師や生徒さんがすごく良い表情をしている写真が撮れました。撮影写真を見てすごく喜んでいたのも印象的でした。こんな空気感や表情を撮れるのがプロなんだなと思いました。
撮影を成功させる秘訣
マニュアルを定めたものの、あがってきた写真は単なる画一的なものではありませんでした。私も可能な限り撮影の現場に立会い、実際に教室の雰囲気を見て、その場でいろいろと相談し撮り進めたからだと思います。カメラマンの皆さんは能動的に動き、積極的にどんな構図がいいか提案をしてくれました。
たとえば、教室に鏡がある場合、鏡をこう利用すれば奥行が出ますよとか、窓のある教室では自然光をこう活かすといいですよなど、どのカメラマンもすごく臨機応変に対応してくれました。
私たち依頼側もインフォトに仕事を投げっぱなしはダメですね。伝えたいものを明確にし伝えれば、カメラマンは答えてくれると思います。こうしたカメラマンとのやり取りがあったから、各教室の個性も出すことができ、想定以上に良い写真を撮ることができたと思います。
また同時に、撮影立会いのために各地に赴くことで、社内コミュニケーションが活性化したという嬉しい副産物もありました。さらにお客様目線に立ち、客観的に教室を見ることができたので、教室の美化推進を加速させる結果となりました。
私たちの教室は現時点で300教室。撮影のコツもわかってきたので、今回の経験を踏まえてインフォトにお願いすれば、さらに良い写真が撮れるのではと思っています。あと半分程度撮影を行っていない教室があるので、ぜひまたお願いしたいですね。
※2019年12月取材時の情報です
PHOTO:Makoto Shikuya