
データ管理重視の企業も安心。ISMS認証が支える高品質なポートレート

エムシーディースリー株式会社
コーポレート部門 人事部 採用・研修グループ 島田真由美様
「産業に寄り添い社会課題に向き合い続ける」をミッションに、事業構想からサービス提供まで一貫したオペレーティングモデルを構築しているエムシーディースリー様。福利厚生の一環として、社員の皆様のポートレート撮影をご依頼いただきました。撮影の様子や皆様の反応、活用の広がりについて、コーポレート部門 人事部 採用・研修グループ 島田真由美様にお話を伺いました。
・ご要望:社員が自分らしく活用できるポートレートを福利厚生として提供し、高品質な写真を残したい
・決め手:情報セキュリティ認証や財務情報の公開による信頼性と、柔軟かつ迅速な対応力
・ご感想:自然な表情を引き出す撮影力に満足。社内コミュニケーションの推進にもつながっている
・ご利用サービス:写真撮影
2025.10.22
データとサービスで社会課題の解決に挑む
――エムシーディースリー様の事業概要についてお聞かせください。
島田様:当社は2024年7月、三菱商事グループの3社が合併して誕生しました。母体となったMCデータプラスは、建設現場の入退場管理システム「グリーンサイト」を中心にサービスを展開して20年以上の実績を誇っており、現在では、建設業界に約40万社ある事業者のうち12万社に導入いただいています。個人情報や勤怠データを扱う特性から、信頼性とセキュリティの確保が事業の根幹です。
近年はAIの普及やデジタル化が加速し、社会環境は一層多様かつ複雑になりつつあります。そうした変化に応えるため、当社は「デザイン・デジタル・データ」を掛け合わせ、事業構想からサービス提供までを一貫して手がけています。その取り組みによって、顧客価値の最大化と社会課題の解決を両立させていくことを目指しています。

セキュリティ対策と透明性が選定の決め手に
――インフォトにご依頼いただいたきっかけは何でしょうか。
島田様:以前は社員証用の写真をスマートフォンで撮っていたのですが、かねてより社長から「社員一人一人のビジネスポートレートを撮ってあげたい」との意向がありました。そこで、福利厚生の一環としてプロによる撮影を検討したのです。
5社を比較検討した結果、アマナインフォトを選んだ理由は大きく2つあります。
ひとつは、インフォトがアマナの他の部門と共に、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格(JIS Q 27001:2023)を取得していること。データを扱う当社にとって、セキュリティへの姿勢は最優先でした。(取得部門:shelf Sec.、XBOARD Sec.、INFOTO Sec.)
もうひとつは、財務諸表や導入実績を積極的に公開していたことです。透明性と信頼性を重視する当社にとって、大きな安心材料となりました。
――事前の打ち合わせやスケジュール調整はいかがでしたか。
島田様:社内手続き上、セキュリティ関連の書類が多く発生しましたが、担当者には迅速に対応いただき、スムーズに進めることができました。
撮影前のカウンセリングで当社のコンセプトを丁寧に理解していただき、安心につながりました。さらに、カメラマンの作品シートを事前に確認し、複数名の中から選べたことで、仕上がりのイメージも具体的に描けたと感じます。
スケジュールについては、当社の事情で直前まで調整が難航したのですが、当日も含め柔軟に対応いただき非常に助かりました。
「自己肯定感が上がった」撮影で生まれた笑顔と一体感
――撮影当日の雰囲気を教えてください。
島田様:2024年11月に恵比寿本社で2日間、翌年8月には恵比寿・京橋・日比谷の3拠点で社員ポートレートを撮影しました。セキュリティの厳しいオフィスもあり、搬入には手間がかかる環境でしたが、カメラマンの柔軟な対応のおかげで、予定通りにスタートできました。
本社では会議室に背景布や大型ライトを並べ、本格的なスタジオさながら。社員の多くは「証明写真を撮る程度」と想像していたようで、びっくりしていましたね。共有スペースを活用した撮影では、周囲に白幕を張り巡らせ、周囲から撮影場面が見えないように設営してくださっていました。
撮影中はカメラマンが「いいですね!」「素敵です」といった声がけで自然な表情を引き出してくださり、普段は恥ずかしがり屋の社員も、部屋を出てくるときには笑顔になっていました。中には「自己肯定感が上がりました。定期的にお願いしたい」と口にする社員もいたほどです。以前別のところでビジネスポートレートを撮影した経験のある社員からも、非常に好評でした。
社員証用の1枚を除き、ポーズや服装は自由。キャラクターのぬいぐるみを持ち込む社員や、着替えてバリエーション豊かに楽しむ社員もいました。お気に入りのキャラクターTシャツ姿で撮影した社員は、それをきっかけに会話が広がり、社内コミュニケーションの活性化にもつながりました。撮影自体がポジティブな体験となり、福利厚生の一環として大きな価値があったと感じています。
さらにその場で採用ページ用のイメージカットを追加でお願いしましたが、時間内なら何枚でも柔軟に対応いただけたのはありがたかったです。活用の幅が広がり、採用ブランディングにも役立ちそうです。
――写真の仕上がりをご覧になっての印象はいかがでしたか。
島田様:どれも質の高い写真で、社内SNSのアイコンが一気に華やかになりました。オフィスが異なっても仕上がりのクオリティが揃っていた点にも満足しています。
社員同士も「顔が見える」ことで心理的な距離が縮まり、初めて連絡する相手にも気軽に声をかけやすくなったようです。
また、カット数の多さと納品の速さには驚きました。1枚だけ届くと思っていた社員が多かったのですが、実際には一人あたり数十枚ものデータが届き、大変喜ばれました。

社員ポートレートは「福利厚生」であり「資産」にもなる
――写真はどのように活用されていますか。
島田様:会社として保管するのは社員証用の1枚のみで、それ以外はすべて本人にお渡ししました。「社員が自由に活用できる写真」であることを大切にしたかったからです。
活用の仕方は人それぞれ。社員証や社内システムのアイコン変更はもちろん、社外向けのプレゼン資料に使っている社員もいます。採用サイトのリニューアルにも、今回撮影したイメージカットを使用する予定です。
インフォトの写真は、多岐にわたる用途での利用を可能にする包括的な利用許諾がされています。社員にもプライベートでの活用OKとしたので、個人SNSのアイコンなどに使っている社員もいると思います。
――インフォトに依頼して良かった点についてお聞かせください。
島田様:会場やポーズ、用途に応じて臨機応変に対応していただけたのがとても良かったです。詳細な打ち合わせを重ねなくても当日すぐに撮影が始められ、納品もスピーディー。希望通りの形式で写真を受け取れた点にも満足しています。もちろん、セキュリティ面の不安がないことも大きな安心材料でした。
社員ポートレートは単なる写真ではなく、福利厚生や社内コミュニケーションの観点でも効果を発揮します。撮影体験そのものが社員にとってプラスになり、会社にとっても資産になると感じました。今後もインフォトに依頼し、社員ポートレートの撮影を行っていきたいと考えています。
※2025年10月取材時の情報です
