
+αの提案力。日本全国「伝わる写真」を実現するプロの仕事

株式会社 ウチダシステムズ
デザイン室 デザイン2課課長/チーフデザイナー 黒澤さつき様
営業企画推進グループ 営業企画推進部 営業企画推進課 山田絵里加様
オフィスや教育・福祉施設など、「人が働き、学び、生きる場」をトータルでデザインするウチダシステムズ様。空間づくりの実績を的確に伝える手段として、事例写真の活用を重視されています。サービス導入の経緯や撮影現場でのご感想や写真の活用などについて、デザイン室デザイン2課課長/チーフデザイナー 黒澤さつき様、営業企画推進グループ 山田絵里加様にお話を伺いました。
・ご要望:全国各地の施工事例を、営業ツールやWeb掲載、社内共有のために高品質な写真で残したい
・決め手:料金体系の明確さと、全国対応のカメラマンネットワーク、要望を汲み取る柔軟な対応力
・ご感想:「伝わる写真」が社内の資産となり、お客様との信頼関係構築にも役立っている
・ご利用サービス:写真撮影
2025.08.18
場づくりを通じて課題を解決するソリューションパートナー・ウチダシステムズ様
――御社の事業内容とお二人のご担当についてお聞かせください。
山田様:私たちウチダシステムズは「場づくりのプロフェッショナル」です。オフィス空間をはじめ、教育施設や福祉施設など、「働く・学ぶ・生きる」場所の空間づくりを支援しています。内装・インテリアに加え、ICT活用やプロジェクトマネジメント、稼働後の運用までトータルに対応しています。
「オフィスをひっくり返して落ちてくるものはすべて提案できる」が弊社代表:岩田の言葉。トータルサポートが強みです。
私は営業企画推進グループとして、マーケティング戦略を担当しています。2021年の営業企画部推進部発足以降、写真も提案資料としてより計画的に活用できるようになりました。
黒澤様:私は、オフィスデザインのチーフデザイナーを務めています。お客様の潜在ニーズや本来のゴールを把握し、最適な「コタエ」を導き、期待を超える「カタチ」をご提案しています。
「インフォトならなんとかしてくれる」高速レスポンスと在籍カメラマンの多さに助けられた
――インフォトを知ったきっかけは何でしたか。
黒澤様:2018年末、インフォトの担当者が登壇した「空間撮影10のコツ」の勉強会に参加したのが最初でした。内容が非常にわかりやすく、今でも印象に残っています。
当時は社内デザイナーが撮影した記録用の事例写真が中心で、竣工したオフィスの事例を活用しきれていない状況だったため、オフィスデザインの特徴が伝わる竣工事例写真の撮影を依頼できる外部パートナーを探していました。しかし、費用や対応エリアなどの面でなかなか良い外部パートナーが見つかりませんでした。
そんな中で出会ったのがインフォトです。料金体系が明確で在籍カメラマンが多く、全国対応可能と知って導入を決めました。
――ご依頼いただいての印象はいかがですか。
黒澤様:とにかく担当者のレスポンスが速いですね。「いつメールを見ているの?」と思うほど、すぐに返事がくるのです。
山田様:スケジュール調整も迅速。竣工後すぐに撮影できるよう、普段は撮影日の約1ヶ月前から日程を押さえるようにしていますが、時には調整が直前になってしまうこともあります。そんな場合でも、在籍カメラマンの多いインフォトなら対応してくれるので、とても助かっています。
依頼前は毎回カメラマンが変わることを懸念していましたが、事前にポートフォリオを共有してくれるので、イメージに合う方を選べています。
困ったときには「インフォトならなんとかしてくれる」が社内の合言葉になりつつありますね。

指示への対応力と提案力で、オフィスの魅力が伝わる写真に
――実際に撮影が始まってからは、いかがでしたか。
山田様:事前に指示を書き込んだ図面を共有しており、当日はその内容をベースに撮影してもらっています。その場でも細かく指示を出しますが、すぐに要領をつかんでテンポよく進行してくれる印象です。
黒澤様:「この写真ではこういう特徴を伝えたい」という意図を的確に汲み取って対応してくれるので、オフィスの魅力や設計のポイントが反映された写真になるのがありがたいです。時間内ならばカット数の制限がないのもメリット。できる限り多くの枚数を撮ってもらうようにしています。
山田様:タブレットで撮影画像をリアルタイムに見せてもらえるのも良いですね。お客様が立ち会う場面でも、逐一確認しながら進められて安心です。
黒澤様:そうですね。タブレットの画面で撮影画像を見せてもらうと、物の映り込みやチェアのキャスターのズレなど細かなところにも気づきやすくなります。できるだけ無駄な情報を削ぎ落とした写真にしたいので、その場で注文を出すこともありますが、細やかに対応してくれています。
――撮影当日の印象的なエピソードはありますか?
黒澤:とくに記憶に残っているのは、札幌のオフィス事例撮影です。私が現地に立ち会えなかったので、撮影現場・私・インフォトの担当者と3拠点をオンラインでつないで行いました。
撮影画像をクラウド上でリアルタイムに共有してもらい、確認しながら通話ツールで指示させて頂きました。その場で形にしてくれる柔軟な対応がありがたかったですね。
山田様:私は、カメラマンが積極的に提案してくれた撮影を印象深く覚えています。エントランスに人物が立っている写真を依頼したところ、「この画角も必要では」「もっと人物を大きく撮ると用途が広がりますよ」といったアドバイスをもらいました。
自分たちでは気づかなかった視点を示してもらえて、さすがプロだなと感じました。現場経験の豊富なカメラマンが多いと聞いて納得しています。
――施工事例でも、人物が入るタイプの写真もあるのですね。
山田様:はい。人物が入る写真は、主にリクルート活動で使用されることが多いです。モデルになる方はどうしても緊張してしまうので、笑顔を引き出す声かけなど、雰囲気づくりができるカメラマンだと安心ですね。

写真を活用した「デザイン実績」は、公式サイトで最もアクセスを集めるページに
――写真の仕上がりについてはいかがですか。
黒澤様:一言で表現すれば、「伝えたいことが伝わる写真」。竣工したオフィス全体の雰囲気や特徴をしっかり捉えてくれています。
山田様:撮影現場には、開放的で明るいところもあれば室内が暗めのところもありますが、自然光を取り入れつつ、色味に偏りのない写真を納品してくれる点に感心しています。
黒澤様:オフィスには配線が多いので、どんなに隠しても映り込んでしまう場合はありますが、レタッチもオプションで相談できるので安心です。
――公式サイトで写真をご活用いただいているのですね。
山田様:オフィスをはじめとした空間デザインの実績ページに掲載しています。写真は空間の魅力を直感的に伝えてくれるもの。オフィス移転やリニューアルを検討中のお客様にとっては、イメージと合うかどうかも大切なので、「この会社に任せれば、こんな空間ができる」と伝わるのは大きな強みだと感じます。実際、当社サイトで最もアクセスが多いのがこのデザイン実績ページです。
黒澤様:視覚情報から得られるものは大きいですね。スピーディーかつ直感的に伝わってミスマッチを防げます。
――他には、どのような場面でご活用いただいているのでしょうか。
山田様:インフォトの納品画像は、多岐にわたる用途での利用を可能にする包括的な利用許諾がされているので、お客様に写真をお渡ししています。リニューアルや移転の記念写真としても好評で、「こんなにきれいに撮ってもらえるなんて」と喜ばれます。また、リクルートなどの用途にご活用いただくことも多いです。
黒澤様:お客様との信頼関係づくりにも役立っています。また、社外向けのセミナーでも、事例写真を多数使っています。
営業資料としても心強い存在です。デザイナーとしては、関わった事例が写真として残るのは嬉しいですし、営業に活用されているのを見ると誇らしい気持ちになります。写真を媒介に社内で事例の話をすることも多く、社内ナレッジの共有にもつながっています。
――インフォトに依頼するメリットや、今後期待されていることについてお聞かせください。
山田様:全国に対応できるカメラマンがいること、これが一番大きいですね。郊外の拠点や遠隔地でも「すぐ手配できます」と言ってもらえるのは心強く、コスト面でも助かっています。
黒澤様:緊急時の対応力にも何度も助けられました。費用が明朗で、カメラマンの質も高い。だからこそ、継続してお願いしたくなります。
山田様:今後もこちらから具体的な仕上がりのイメージを伝えることで、より「思い描いた通り」の写真が撮れるようになると思っています。これからもパートナーとして一緒に事例写真を作っていきたいですね。
※2025年6月取材時の情報です